債券ファンドの世界に大転換、8月は史上3番目の巨額流出

米国に登録している債券投資信託と 上場投資信託(ETF)から今月に入って303億ドル(約3兆円)が流 出した。

調査会社トリムタブス・インベストメント・リサーチによれば、19 日までで既に流出額は、6月の691億ドルと2008年10月の420億ドルに次 いで史上3番目の規模。

債券の投信とETFには09-12年に1兆2000億ドルが流入していた が、損失と金利上昇の見通しが投資家を離反させた。バンク・オブ・ア メリカ(BOA)メリルリンチの指数によると、ドル建て社債・国債へ の投資の年初来のリターンはマイナス3.4%と、この時期としては1981 年以来最悪。パシフィック・インベストメント・マネジメント (PIMCO)のビル・グロース氏ら著名投資家も無事ではなかった。

トリムタブスはリポートで「こうした資金の流出は債券の世界の大 転換を示すものだ。債券ブームの巻き戻しの中で損失と解約という悪循 環はひどい結果をもたらし得る」と指摘している。

原題:Bond Funds Lose $30.3 Billion in August in ‘Enormous Shift’ (2)(抜粋)

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