中国の産金会社によるM&A、過去最高に増加-金相場下落で

中国の産金会社によるM&A(合 併・買収)が今年、過去最高水準に達した。金相場が4-6月(第2四 半期)に約90年で最大の下落を示し金鉱山の価値が減少したほか、債務 を抱えた欧米諸国の産金会社はM&Aを手控えたためだ。

ブルームバーグが集計したデータによれば、中国と香港を拠点とす る産金会社によるM&Aの総額は今年、22億4000万ドル(約2200億円) に達し、過去最高だった昨年の19億6000万ドルを上回った。買収対象の 産金会社の株価は、金相場がピークに達した2011年と比較して平均53% 下落しており、時価総額で世界7位の産金会社、紫金鉱業や中国4位の 招金鉱業などが買収を目指している。

招金鉱業の海外資源開発責任者、陳賀氏はインタビューで「金相場 の下落は中国の主要産金会社にとって海外の資産を購入する好機だ」と 指摘。「14年に価格はさらに下落すると予想されているため、今年は買 収の標的となり得る企業を注視することに重点を置いている」と述べ た。

7月16日以降、産金会社の評価損は計260億ドルに上り、投資家ら は各社がM&Aに慎重になるよう求めている。金相場が上昇した過去10 年間に、カナダのバリック・ゴールドなど世界の産金会社はM&Aに 計1620億ドルを投じた。

原題:China Gold-Mine Deals at Record After Price Plunge: Commodities(抜粋)

--取材協力:Helen Yuan、Michelle Yun、Elisabeth Behrmann、Andrew Hobbs、Simon Casey. Editor: Keith Gosman

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