ブラジル・レアル4年ぶり安値、米議事録が響く-中銀は介入

ブラジル通貨レアルは21日、約4年 ぶりの安値を付けた。7月の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録 で金融刺激策を縮小する計画が幅広い支持を受けていたことが示された ためで、ブラジル中央銀行は市場介入を実施した。

8月の同国の拡大消費者物価指数の伸び率は予想を上回り、スワッ プレートが上昇。中銀が利上げを加速させるとの観測が再燃した。中銀 はレアルが1年8カ月ぶりの下落率を示し、インフレ抑制努力が阻害さ れたため、18億ドル(約1760億円)規模の通貨スワップによるレアル買 い介入を実施した。

ミラエ・アセット・マネジメントのディレクター、パブロ・スピエ ル氏は電話取材に対し、「現在は質への逃避が起きており、レアルは他 通貨よりも影響を被っている」とコメントした。

同日のレアル相場は、サンパウロ市場で2.5%安の1ドル=2.4543 レアルで取引を終了。終値ベースで2008年12月以来の安値を記録した。 過去3カ月では対ドルで17%安と、下落率はブルームバーグが集計して いる新興市場通貨で最大となっている。

原題:Brazil Real Slides on Fed Minutes Signal, Prompting Intervention(抜粋)

--取材協力:Josue Leonel. Editors: Dennis Fitzgerald, Richard Richtmyer

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