ブラジル株:ボベスパ指数が続落-FOMC議事録が響く

21日のブラジル株式市場では、指標 のボベスパ指数が続落。一時は上昇していたが、同日公表された7月の 米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録で政策当局者が米景気刺激策 の縮小を支持していたことが示され、新興市場資産への需要が後退する との懸念が強まった。

MSCIが集計している10業種の全てが下げ、食肉加工会社JBS は4.9%安。商品関連株が売られ、鉄鉱石生産のヴァーレが1%安。借 り入れコストが上昇するとの見方が強まったことから住宅建設株も下 げ、ロッシ・レジデンシアルは4.5%安。

同国通貨レアルが2008年来の安値を付けたことから輸出関連の一部 は買われ、航空機メーカーのエンブラエルは2.6%高。

ボベスパ指数は前日比0.2%安の50405.20で取引を終了。指数を構 成する71銘柄のうち39銘柄が下げた。同指数の取引レンジは0.9%安 -1.3%高。レアルはサンパウロ時間午後5時32分(日本時間22日午前 5時32分)現在、2.4%安の1ドル=2.4528レアル。

レガン・アドミニストラサン・ジ・レクルソス(サンパウロ)の運 用担当者ファウスト・ゴウベイア氏は電話取材に対し、「米連邦準備制 度理事会(FRB)が景気刺激策の縮小開始に近づいていることから、 市場は非常にデリケートになっている」と指摘。「株式にとって、見通 しはあまり好ましくはない」と述べた。

原題:Brazilian Stocks Drop as Fed Minutes Show Stimulus Cut Support(抜粋)

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