ブラジル株:ボベスパ指数が10日ぶり反落、ヴァーレなど安い

20日のブラジル株式市場では、指標 のボベスパ指数が10営業日ぶりに反落。米連邦準備制度理事会 (FRB)が9月から債券購入縮小を開始し、リスク資産への需要が減 るとの観測が広がる中、商品関連株が売られた。

ブラジル石油公社(ペトロブラス)が3.9%安、鉄鉱石メーカーの ヴァーレが2.8%安で、同指数を押し下げた。鉄鋼メーカーのウジミナ スは6.5%安。パルプメーカーのスザノ・パペル・エ・セルローゼも6 営業日ぶりに下落。同国通貨レアルが4年ぶり安値から反発したこと で、輸出の先行きに不透明感が強まった。

ボベスパ指数は前日比2.1%安の50507.02で取引を終了。2週間ぶ りの大幅下落となった。19日までの9営業日は8.8%高と、この3年で 最長の上昇局面となっていた。この日は指数を構成する71銘柄のうち61 銘柄が下落した。レアルはサンパウロ時間午後5時24分(日本時間21日 午前5時24分)現在、0.9%高の1ドル=2.3917レアル。

ヘッジファンド、テオリカ・インベスチメントスのパートナー、ロ ジェリオ・フレイタス氏は電話取材に対し「市場はFRBの金融政策で 予想される変化に対応しつつある」とコメント。「FRBが債券購入縮 小を開始すれば、ブラジルのような新興市場への資金流入は落ち込み、 少なくとも短期的にはボベスパ指数にマイナスの影響が出る」と述べ た。

原題:Ibovespa Drops for First Time in 10 Days as Petrobras, Vale Sink(抜粋)

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