ニューバーガーも新興市場債を選好、PIMCOに続き

新興市場債に対する売りがここ10年 余りで最も激しくなっているが、ファンドマネジャーらは世界経済の回 復とともに新興国経済も下期に上向くと予想、新興市場債を選好してい る。

ニューバーガー・バーマン・グループは現地通貨建ての新興市場債 を選好。同社は19日発表の資料で、新興国は「ほぼ中立的もしくは緩和 的」な金融政策スタンスを取っており、米金利上昇のリスクが限定され ているためと理由を説明した。米パシフィック・インベストメント・マ ネジメント(PIMCO)は14日の調査リポートで、新興市場債は利回 り上昇で投資妙味があると指摘している。

ニューバーガー・バーマンの新興国債券チームの共同責任者、ロ ブ・ドリコニンゲン氏は発表資料で、「投資家は新興国の成長鈍化を大 げさに捉え過ぎたと考えられる」と指摘。「新興市場債は引き続き長期 的な資金流入トレンドから恩恵を受けるはずだ。債券投資家のポートフ ォリオ構成では新興市場債の占める割合が構造的に少ないため、投資家 は新興市場へのエクスポージャーを増やしている」と記した。

JPモルガン・チェースのEMBIグローバル指数によると、新興 国のドル建て債のリターンは6月末以降にマイナス0.8%。4-6月 (第2四半期)はマイナス6.1%と、1998年のロシアのデフォルト(債 務不履行)以降で最悪だった。

またGBI-EMグローバルディバーシファイド指数によれば、現 地通貨建て債はドル換算で今四半期これまでマイナス2.5%。4-6月 はマイナス7%と2011年9月以降で最大の下げとなった。

原題:Neuberger Joins Pimco in Seeing Value in Emerging-Market Selloff(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE