欧州株:続落、米量的緩和縮小との観測-BHPビリトン安い

20日の欧州株式相場は下落。アジア 株安の流れを引き継ぎ、指標のストックス欧州600指数は続落となっ た。米金融当局が早ければ来月にも債券購入策を縮小するとの観測が広 がっている。

英豪系鉱山会社BHPビリトンは1.7%安。通期の純利益がアナリ スト予想に届かなかったことが売り材料。スイスの資源会社、グレンコ ア・エクストラータは1.6%下げた。上期の調整ベースの純利益が事前 予想を上回ったものの、統合後の新会社発足に伴うのれん代償却費用と して77億ドルが発生したことが嫌気された。

ストックス欧州600指数は前日比0.8%安の302.25で終了。米連邦準 備制度理事会(FRB)のバーナンキ議長が米景気が見通し通りに改善 すれば緩和縮小は可能だと示唆した5月22日以降、同指数は2.7%下げ ている。

クーツ(ロンドン)のグローバル株式戦略部門の責任者、ジェーム ズ・バターフィル氏は電話インタビューで、「市場では明らかに不安が 高まっている。米当局による金融緩和縮小が懸念されているようだ」と し、「米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録があす発表される。縮 小決定はどちらかと言えば12月ではなく9月となる確率が高まっている が、その時期はなお流動的だと当社はみている」と語った。

ブルームバーグがまとめたエコノミスト調査によると、エコノミス トの65%は9月のFOMCで月間850億ドルの債券購入策の縮小が決定 されると予想している。調査は今月9-13日に行われた。

20日の西欧市場では18カ国中17カ国で主要株価指数が下落した。

原題:European Stocks Decline Amid Speculation Fed Will Pare Stimulus(抜粋)

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