ケニア、東アフリカで初の原油輸出国へ-5年以内に実現か

ケニアは東アフリカで最初の原油輸 出国への道を歩んでいる。5年以内に外国のエネルギー供給会社への依 存を脱し、「持たざる国」からこの地域のリーダーとなる見通しだ。

英タローオイルが昨年、油田を発見し、ケニアは2016年から輸出を 開始する予定。タローが7年以上前に油田を発見したウガンダを抜く見 込みだ。タローのポール・マクデード最高執行責任者(COO)はイン タビューで、ケニアで14年にも原油生産を開始する方針を明らかにし た。同社によると、ケニアの埋蔵量は100億バレルを超える可能性があ り、英国の残存埋蔵量の3倍以上に達する。

原油輸出が始まれば、ケニアの通貨シリングが下支えされる見込み だ。ウガンダ、コンゴ(旧ザイール)など東アフリカの資源諸国に対し 優位に立ちたいケニア政府は輸出を推進している。東アフリカでは近 年、中国海洋石油、仏トタルなどが資源開発を進めている。石油各社は これまでナイジェリア、アンゴラといった西アフリカの資源大国やリビ ア、エジプトなど地中海周辺諸国に重点を置いてきた。

米政府のデータによると、ケニアは全燃料を輸入に頼っており1日 約8万バレルの石油を800万ドル以上で購入している。経済規模は約370 億ドルで東アフリカ最大。主要輸出品はコーヒー生豆と茶。

原題:Kenya From Nowhere Plans East Africa’s First Oil Exports: Energy(抜粋)

--取材協力:Fred Ojambo、Eric Ombok、Johnstone Ole Turana. Editors: Todd White, Will Kennedy

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