メリルリンチや野村で活躍、転換社債の専門家ロッジ氏が死去

ニューヨークやロンドンの米メリル リンチ、INGベアリングズ、野村ホールディングスでニーズに応じた 転換社債のファイナンス手法を開発した専門家のロレイン・ロッジ氏が 死去した。52歳だった。

姉妹のリディア・シナシさんによると、ロッジ氏は8日、ニューヨ ークのブロンクス地区にあるカルバリー・ホスピタル・ホスピスで亡く なった。3年半前に卵巣がんと診断されていた。マンハッタンとコロラ ド州テルライドで夫のスティーブさんと暮らしていた。

ロッジ氏は世界的な投資銀行で計22年間にわたって勤務し、転換社 債などのハイブリッド証券の分野で専門性を磨いた。

野村ホールディングスに勤務していた2005年に調査から組成へと担 当分野を徐々に移行。当時の同僚の1人、ダニエル・オークス氏による と、ロッジ氏は金融専門誌ユーロマネーの「年間最優秀エクイティ・デ ィール」に輝いたチームを支えた。これは、05年にドイツの政府系開発 銀行、復興金融公庫(KfW)が郵便サービス大手ドイツポストの株式 に交換可能な債券11億ユーロ(現在のレートで約1430億円)相当を発行 したもので、野村が販売を手掛けた。

ユーロマネーはこの債券発行について「日本の個人投資家に対象を 絞った初のこの種の転換社債として大きな成功を収め」、「発行体の国 内市場以外の特定の投資家から資金を調達した初の民営化」と評価し た。

原題:Lorraine Lodge, Convertibles Expert at Merrill, ING, Dies at 52(抜粋)

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