中国の光大証券、株価急落-当局は罰則や規制強化の可能性

中国の証券会社、光大証券の株価 が20日の上海市場で急落した。同社は中国株式市場の信認を低下させか ねない前例のない誤発注問題を起こしたことから、制裁金処分やより大 きな業務上の制約を受ける可能性がある。

16日に計234億元(約3730億円)相当の誤った買い注文を出した後 は売買が停止されていた光大証券の株式は、20日に取引が再開され、値 幅制限(10%)いっぱいまで下落し10.91元で終了した。同業の海通証 券も3週間ぶりの大幅安。海通証券の取締会秘書によると、同社はトレ ーディングシステムの問題に関する報道について調査している。

中国証券監督管理委員会(証監会)は光大証券に対し、3カ月間の 自己勘定取引の禁止を命じた。同社は19日に、1000万元相当の国債を誤 った価格で売却したことも明らかにした。

誤発注を受けて監督当局は光大証券に対する今年2回目の調査に乗 り出した。同社は先に、手掛けていた新規株式公開(IPO)業務に関 して調査を受けていた。証監会は16日の誤発注は前例のないケースだと 説明しており、投資家を市場に呼び戻すべく取り組んでいる。

法律事務所ボス・アンド・ヤングのパートナー、ヒューバート・ツ ェ氏(上海在勤)は、「同様の事件が再発しないよう監督当局が重い罰 則や罰金を言い渡しても驚きではなく、市場参加者や投資家はそれを待 ち望んでいる」と指摘。「証監会はかなり早い時期、恐らく数週間で結 論を出す可能性が高い」と付け加えた。

当局は調査終了時期のめどや追加で科す可能性のある罰則について 説明していない。株式の誤発注に関する調査に債券取引も含めるかどう かに関して電話やファクスで当局に取材を試みたが、コメントは得られ なかった。

海通証券の取締役会秘書チン・シャオピン氏は電話で、同社の情報 部門が報じられたシステム問題を調査していると述べた。上海市場の株 価は3.3%安と7月29日以来の大幅安。香港市場では5.5%下げた。

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