米10年債利回りは3%超えへ-ブラックロックのリーダー氏

米金融当局が債券購入規模を縮小す るのに伴い、10年物米国債利回りは3%を超える水準に上昇すると、米 資産運用会社ブラックロックのファンダメンタル債券担当の最高投資責 任者(CIO)リック・リーダー氏が予想した。

同氏はブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、米当局の 量的緩和(QE)の規模は「大き過ぎる」と指摘、「QEを縮小する必 要がある。QEは金利を大きく歪めてきた。10年債利回りの適正水準は 3-3.25%だと考えている。この水準に相当近づいている」と語った。

10年債利回りは19日に2.87%を付けた。これは2011年7月以来で最 高。3%に達したのは同月が最後。ブルームバーグがまとめたエコノミ ストの予想は14年4-6月(第2四半期)末で3.02%。

今月実施したブルームバーグ調査によると、米連邦準備制度理事会 (FRB)は9月17-18日に開催する連邦公開市場委員会(FOMC) で債券購入を100億ドル縮小する見通し。

リーダー氏は債券相場の下落は歪みが表面化しつつある結果だと指 摘し、「今年から来年初めにかけて債券ファンドのリターンは小幅なマ イナスになるとみている」と述べた。

さらに、「投資家は制限のない債券ファンドに資金を振り向けつつ ある」と述べ、金利リスクをより積極的に管理できるファンド、投資先 債券の年限を短くできるようなファンドが好まれていると指摘した。

最大手のブラックロックのほか、レッグ・メイソンやウエスタン・ アセットなど運用会社はデュレーションや戦略、地域の制限のない債券 ファンドが投資家の資金を集めるとみている。

原題:U.S. 10-Year Yields to Rise Above 3%, BlackRock’s Rieder Says(抜粋)

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