ブラジル株:下落、利上げ加速観測で住宅建設株が売られる

19日のブラジル株式相場は下落。イ ンフレ抑制のため利上げペースが加速し、ローンなどに依存して販売を 行う企業は厳しいとの観測から、ガフィーザを中心に住宅建設株が売ら れた。

同国の住宅建設銘柄で過去1年間の値動きが最も悪いロッシ・レジ デンシアルは4.1%安。前週末に2カ月ぶりの高値を付けていたが、借 り入れコストを予測する目安であるスワップレートの上昇が響いた。ガ フィーザは6.2%安。MSCIブラジル・一般消費財指数は10業種の中 で最も下げた。

通貨レアルの下落を受けて輸出株は買われた。パルプメーカーのフ ィブリア・セルロージは6.8%高。

指標のボベスパ指数は、ほぼ変わらずの51574.09で取引を終了。指 数構成銘柄のうち45銘柄が下落、26銘柄が上昇した。レアルはサンパウ ロ時間午後5時23分(日本時間20日午前5時23分)現在、0.8%安の1 ドル=2.4116レアル。同国中銀が市場介入を行ったが、2009年3月以来 の安値となった。

フィデス・アセット・マネジメントのパートナー、オタビオ・ビエ イラ氏は電話取材に対し、「金利は上昇しており、ボベスパ指数に打撃 となる」とした上で、「インフレが加速し、成長は弱く、通貨は下落し ている。中銀は全てのバランスを取るのに苦労するだろう」と述べた。

原題:Most Brazilian Stocks Decline as Gafisa Leads Homebuilders Lower(抜粋

--取材協力:Juan Pablo Spinetto. Editors: Dennis Fitzgerald, Richard Richtmyer

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