NY原油:7日ぶりに下落、暴風雨懸念が去り生産リスク低下

ニューヨーク原油先物相場は反落。 メキシコ湾岸を暴風雨が襲うとの懸念が薄れ、石油や天然ガスの生産リ スクが低下したことから、7営業日ぶりに下げた。

米国立ハリケーンセンターは大西洋で熱帯性低気圧は活発になって いないと発表。先週は暴風雨に備え、沖合の設備で人員を退避させたエ ネルギー会社もあった。ガソリン需要最盛期が終わりに近づいているこ とも、製油所での原油需要が減少するとの見方から、原油の売り材料と なった。ニューヨーク原油はエジプトの騒乱を背景に16日まで6営業日 続伸し、4月以来で最長の上昇局面となっていた。

エネルギー関連の商品に重点を置くヘッジファンド、アゲイン・キ ャピタル(ニューヨーク)のパートナー、ジョン・キルダフ氏は「先週 後半に価格を押し上げたメキシコ湾岸の暴風雨懸念は消えた」と指摘。 「製油所稼働率にはすでに低下傾向が見られており、今後数週間でさら に低下するだろう。また秋にはメンテナンスのシーズンを迎える」と述 べた。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物9月限は前営業 日比36セント(0.34%)安の1バレル=107.10ドルで終了。9月限は20 日に最終取引を迎える。10月限はこの日43セント下げて106.86ドル。

原題:WTI Crude Falls First Time in Seven Days as Storm Concern Fades(抜粋)

--取材協力:Ramsey Al-Rikabi. Editors: Margot Habiby, Dan Stets

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE