英金融サービス企業の3分の2が給与増やす、賞与規制前-調査

欧州連合(EU)のボーナス制限規 則の導入を前に、英国の金融サービス企業の3分の2近くが従業員をつ なぎ留めるため給与を増やした。人材あっせん会社ロバート・ハーフの 調査で分かった。

19日に公表された同調査の結果によると、給与引き上げ率は平 均20%。調査に答えた企業の半分以上は、ボーナス制限が「不安定な」 コスト構造を生み出すとの懸念を示した。

EUは2月にバンカーのボーナスを給与の2倍までに制限する案を まとめた。英国のオズボーン財務相は同国の金融業界の競争力が損なわ れるとして制限に反対している。

ロバート・ハーフのグローバルプラクティス担当ディレクター、ニ ール・オーウェン氏は発表文で「英国は金融サービス業界の最高の人材 をめぐり他の国際金融センターと競争しているため、各社はリスクと報 酬のバランスを取る必要がある。給与を増やすことで不安定なコスト構 造を作り出している可能性がある」と解説した。

回答企業の38%がボーナス制限のために人材を失うことを「ひどく 懸念している」と答え、55%は「幾分懸念している」と答えた。ロバー ト・ハーフによると、同社は英国の金融サービス企業100社の最高財務 責任者(CFO)を対象に6、7月に調査した。

原題:Two in Three U.K. Financial Services Raise Salaries, Survey Says(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE