ツバメの巣に商機、中間所得者層拡大で人気広がる-ベトナム

平均月収が151ドル(約1万4700 円)のベトナムで、マイ・ブさんと夫のデービッド・グエンさんはごく 普通に250ドルを食用のツバメの巣に費やしている。

ベトナムではアナツバメの唾液でできた高級食材であるツバメの巣 の需要が、ブさんらのような若者を中心に伸びている。拡大する中間所 得者層の健康食品への関心は高い。ツバメの巣には免疫効果があると考 えられており、高級食品への需要を後押ししている。

ハノイ市内の外資系銀行に勤務し、幼い娘のために高級ショッピン グモールでツバメの巣を購入したブさん(28)によれば、「全てを手に 入れた人への贈り物にもなる最も貴重な食材の1つ」で、「人々を感心 させたい」のだと言う。

ツバメの巣の販売に関するマレーシアの業界団体の会長を務めるト ック・テンサイ氏によれば、かつて皇帝と宮中の食べ物であったツバメ の巣は、年間売上高が最大50億ドルに達する世界的な市場に成長してい る。ベトナムは主要生産国のマレーシアとインドネシアに追い付き、需 要を捉えようと探っている。

ホーチミン市でツバメの巣を取り扱っているニュートリネストの創 業者、ル・ダン・ホァン氏によると、ツバメの巣の卸売価格はキロ当た り1000-1500ドル、小売価格は同2500ドル程度。

原題:Vietnamese Seeking Millions for Edible Bird Spit: Southeast Asia(抜粋)

--John Boudreau, 取材協力:Jason Folkmanis. Editors: K. Oanh Ha, Subramaniam Sharma

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