【個別銘柄】JXHD高い、空港施設やゼリア新薬急伸、東電安い

きょうの日本株市場で、株価変動材 料のあった銘柄の終値は以下の通り。

JXホールディングス(5020):先週末比4%高の547円。三菱 UFJモルガン・スタンレー証券では投資判断を「中立」から「アウト パフォーム」に引き上げた。石油製品のスプレッドは堅調に推移しそう だとし、同社のファンダメンタルズが見直されるきっかけになると予想 した。目標株価は500円から760円に上げた。

空港施設関連株:空港施設(8864)が100円(16%)高の738円とス トップ高、日本空港ビルデング(9706)が2.9%高。羽田空港の沖合滑 走路や国際線ターミナルの新設事業に伴って発生した空港跡地を「国家 戦略特区」拠点にする構想が政府内に浮上していることが分かった、 と19日付の産経新聞が伝えた。特区構想による施設関連ビジネスへの恩 恵が期待された。

東京電力(9501):3.6%安の622円。福島第一原子力発電所で汚染 水くみ上げを目的に18日に予定していたすべてのウェルポイント(バキ ュームによる強制的な揚水設備)設置作業が、掘削機器の故障により遅 れる見込みと17日に発表。原発事故に伴う汚染水対策の遅れが懸念され た。

ゼリア新薬工業(4559):10%高の2045円。スイスのビフォーファ ーマ社が開発した鉄欠乏症治療剤「Ferinject」の日本での独占的開 発・販売に関する契約を締結したときょう発表。鉄欠乏症は、慢性心不 全や消化器疾患などの臨床症状の重篤な合併症で、日本では約1800万人 が主に鉄欠乏症に起因する貧血の兆候を示しているという。

日本テレビホールディングス(9404):2.9%高の1765円。三菱 UFJモルガン・スタンレー証券では、収益源のスポット売上高伸び率 で7月は前年同月比0.6%増となり、会社側では8月は同20%増の着地 見込みと7-9月の出だしは好調だと指摘。投資判断の「アウトパフォ ーム」を確認した。

MonotaRO(3064):5.5%安の2620円。販売商品に関する 自主回収処置を発表した。同社が台湾製造会社から輸入して国内で販売 していた自動車用ブレーキパッド部品の一部に、「労働安全衛生法等」 で定められた基準値を超える石綿が混入している可能性が判明。回収・ 交換費用などが特別損失として発生する可能性があるという。

ソースネクスト(4344):4.4%高の1145円。ユニドックス社との 業務提携契約を締結したと19日午後に発表。同社は12年の米グーグルの 「Best App」に選出されたPDFリーダーアプリ「ezPDF Reader」を保 有しており、同アプリの国内での販売を予定しているという。

原油関連株:石油資源開発(1662)が2.1%高の4380円、国際石油 開発帝石(1605)が1.3%高など。16日のニューヨーク原油先物相場は 前日比0.1%高の1バレル=107.46ドルと、6営業日続伸した。エジプ トの騒乱拡大で中東産原油の供給不安が高まったことが要因。市況高に よる恩恵が期待された。

川崎重工業(7012):2.2%高の376円。航空機エンジン世界大手の 英ロールス・ロイスと新型エンジンを開発する、と19日付の日本経済新 聞朝刊が報じた。大型プロペラの採用などエンジンの構造を大きく見直 し、燃費効率を3割改善するとしている。

ネットイヤーグループ(3622):300円(21%)高の1716円とスト ップ高。日本技芸の株式を取得し、子会社化すると発表した。同社はウ ェブサイトの企画立案、制作・開発、運用などを展開し、米グーグルが 提供するGoogle Apps For Businessおよび米セールスフォースが提供す るforce.comの拡張サービスであるコラボレーティブウェア「rakumo」 シリーズの開発なども手掛ける。

総医研ホールディングス(2385):11%安の307円。2014年6月期 純利益は前期比42%減の4000万円を見込む。生体評価システム事業の中 の評価試験事業で、受注残高や受注状況から勘案して大幅な減収減益と なることなどが響く。

サニーサイドアップ(2180):8.1%安の1637円。14年6月期純利 益は前期比19%減の2億8700万円の見通しと16日に発表。営業利益段階 では増益を確保するが、営業利益率は3.5%と当初の中期計画で目指し ていた5.5%から低下する見込み。

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