中国政府、新自由貿易区で海外からの投資規制を緩和へ

中国政府は海外からの投資を対象と した法律の一部について、上海などで計画中の新しい自由貿易区では適 用しない計画だ。李克強首相は成長持続のため経済の開放に取り組んで おり、この措置もその一環。

李首相が主宰した16日の会合後に国務院が発表した資料によると、 今回の変更によって経済開放の「革新的な」手段が利用できるようにな るほか、不要な行政手続きが取り除かれ、経済における国家の役割を変 えることになる。

昨年の対中投資は世界的な金融危機以降で初めて減少した。これを 踏まえ、政府は外資誘致に向けた取り組みを強化している。輸出や投資 を中心とする成長モデルが失速する中で、官僚主義を廃し金融の自由化 を試すことを可能とする自由貿易区は、少なくとも7%の成長率維持に 向けた政府の取り組みを後押しするインセンティブとなる可能性があ る。

リスクコンサルティング会社コントロール・リスクスの大中華圏・ 北アジア担当マネジングディレクター、ケント・ケデル氏は電話インタ ビューで「中国政府は外国からの投資を非常に好ましいものと理解して おり、戦略的な投資家と金融投資家にとって魅力的な市場にすることを 望んでいる」と指摘。「多くの外国人投資家は官僚主義や規制をめぐる 明確さの欠如を警戒」しており、恐らくそれが中国に関与する際の「最 大の懸念だ」と述べた。

原題:China to Ease Foreign Investment Rules for New Free Trade Zones(抜粋)

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