今週の米経済指標:7月の住宅販売は3年ぶり高水準か

今週発表の米経済指標では、7月の 住宅販売がここ3年余りで最高の水準に達する見込みだ。住宅用不動産 の需要の伸びが景気拡大に貢献しているとエコノミストは指摘する。

新築と中古を合わせた7月の住宅販売件数は、ブルームバーグ・ニ ュースがまとめたエコノミスト予想中央値で年換算564万戸と、2009 年11月以来の高水準が見込まれている。その他の指標では、景気先行指 標総合指数(LEI)が上昇したもようだ。

コーナーストーン・マクロのパートナー、ロベルト・ペルリ氏は 「景気は徐々に改善しつつある」と指摘。「住宅市場の回復は続くだろ う。市場のファンダメンタルズ(基礎的諸条件)は堅調で、住宅ローン 金利の上昇を十分に克服できる」と述べた。

全米不動産業者協会(NAR)は21日に7月の中古住宅販売件数を 発表する。ブルームバーグがまとめたエコノミスト59人の調査の予想中 央値では年換算515万戸が予想されている。6月は同508万戸だった。

また米商務省が23日発表する7月の新築一戸建て住宅販売件数は年 換算48万7000戸(予想中央値)の見通し。6月は5年ぶり高水準の49 万7000戸だった。

22日に米民間調査機関コンファレンス・ボードが発表する7月の米 景気先行指標総合指数(LEI)は上昇したもよう。向こう3カ月から 半年間の景気動向を示す同指数は7月に前月比0.5%上昇と、ここ3カ 月で最大の伸びが見込まれる。

21日に公表される米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録(7 月30-31日分)では、金融当局が月間850億ドル(約8兆3000億円)の 資産購入を縮小する可能性についての手掛かりを求め注目が集まってい る。ブルームバーグが今月9-13日に実施した調査では、エコノミスト の65%が9月に債券購入の縮小が開始されると予想した。

(米経済指標に関する最新情報は、こちらをご覧ください)

原題:Home Sales Seen Rising to Three-Year High: U.S. Economy Preview(抜粋)

--取材協力:Chris Middleton. Editor: Carlos Torres

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