インド株:2年ぶり大幅安、景気抑制懸念-ルピーは最安値更新

16日のインド株式相場は急落し、指 標のS&Pセンセックス指数は約2年ぶりの大幅安となった。過去最安 値を付けたルピーの一段安阻止を図る政府の対策は経済成長を妨げると の懸念が広がった。

銀行株では、インドステイト銀行が3.3%下げて4年ぶり安値を付 けたほか、ICICI銀行は5.2%の大幅下落。国内最大の発電機メー カー、バーラト重電機は8年ぶり安値まで売り込まれた。一方、二輪メ ーカーのヒーロー・モトコープは約1年ぶりの高値で引けた。

ムンバイ市場でのセンセックス指数は前営業日比769.41ポイント (4%)安の18598.18で終了。ブルームバーグがカバーする主要株価指 数の中で最もきつい下げとなった。

ルピーはドルに対し一時0.9%安の1ドル=62.005ルピーまで下 げ、過去最低を記録した。インド準備銀行(中央銀行)は14日、国内企 業の海外投資と居住者による海外送金の上限を引き下げる措置を発表し た。政府は7月以降、流動性供給の引き締めや通貨デリバティブ規制、 金輸入制限などの措置を講じている。

原題:India’s Sensex Sinks Most in Two Years as Rupee Drops to Record(抜粋)

--取材協力:Santanu Chakraborty. Editors: Matthew Oakley, Michael Patterson

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