金トレーダー、過去5カ月で最も強気-現物需要拡大の兆し

金トレーダーは過去5カ月で最も強 気な姿勢を示している。金相場下落を背景に金貨と宝飾品の需要が拡大 した兆しが示されたためだ。資産家ジョン・ポールソン氏は、相場下落 により金の持ち分を2011年以降で初めて減らした。

ブルームバーグが実施した調査によると、13人が来週の金相場は上 昇するとの見通しを示し、弱気姿勢を示したのは4人、中立姿勢は5人 だった。強気姿勢を示した人の割合は3月8日以降で最大となった。業 界団体ワールド・ゴールド・カウンシル(WGC)のデータによれば、 消費者による金の購入は4-6月(第2四半期)に前年同期比で53%急 増し、過去最高水準に達した投資家による金連動型ETP(上場取引型 金融商品)の売却分をほぼ埋め合わせた。

金ブローカー、ゴールドコア(ダブリン)のエグゼクティブディレ クター、マーク・オバーン氏は「ETPの手じまいは投機サイドで進ん でいるが、金現物を購入している人々は中長期的な価値の保存手段とし て保有している」と指摘。「現物需要は引き続き非常に旺盛だ。現行水 準の金価格は値ごろ感があると見られている」と述べた。

原題:Gold Bulls Return After Slump Forces Paulson Cut: Commodities(抜粋)

--取材協力:Maria Kolesnikova、Isis Almeida、Glenys Sim、Jae Hur、Alfred Cang、Phoebe Sedgman、Jeff Wilson、Marvin G. Perez. Editors: Claudia Carpenter, Whitney McFerron

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