来週のNY原油:54%が下落を予想-景気刺激策の縮小観測で

来週のニューヨーク原油先物相場は 下落するとの見方が優勢だ。経済成長の兆しが出ている中で米連邦準備 制度理事会(FRB)の景気刺激策が縮小されるとの懸念が強まった。

ブルームバーグ・ニュースがアナリスト35人を対象に実施した調査 では、19人(54%)が来週の原油先物相場が下落すると予測。上昇の予 想は11人(31%)、変わらずを予想したのは5人だった。前回は62%が 下落を予想した。

ブルームバーグが9-13日にエコノミストに調査したところ、65% がFRBが来月、月間850億ドルの債券購入を縮小するとみている。米 労働省によると、先週の米失業保険申請件数は約6年前に始まった前回 のリセッション(景気後退)前以来の低水準だった。

プライス・フューチャーズ・グループ(シカゴ)のシニアマーケッ トアナリスト、フィル・フリン氏は「FRBの景気刺激策縮小が懸念さ れている。最近の経済指標が強いため、9月の縮小が現実味を帯び、原 油にとってはマイナス材料だ」と述べた。

2004年4月の調査開始以降、相場の方向性を正しく予測した確率 は50%となっている。ブルームバーグは翌週の原油価格について、石油 アナリストとトレーダーに見通しを尋ねる調査を毎週木曜日に実施して いる。

原題:Crude May Drop on Concern Fed Will Taper Stimulus, Survey Shows(抜粋)

--取材協力:稲島剛史、Sarah Chen、Winnie Zhu、Ramsey Al-Rikabi、Pratish Narayanan、Yee Kai Pin、Grant Smith. Editors: Margot Habiby, Richard Stubbe

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