バークシャーがウェルズF株を買い増し-保有時価総額が突出

資産家ウォーレン・バフェット氏率 いる米投資・保険会社バークシャー・ハサウェイは4-6月期に米銀ウ ェルズ・ファーゴの株式を買い増し、同社が保有する株式の中で同行の 時価総額が突出する格好となった。

バークシャーの15日の監督当局への届け出によると、ウェルズ・フ ァーゴの株式買い増しは9四半期連続。時価総額は約200億ドル(約1 兆9500億円)と、他の大量保有銘柄であるコカ・コーラ(約156億ド ル)やアメリカン・エキスプレス(アメックス、114億ドル)、IBM (127億ドル)をいずれも上回った。

バークシャーの会長兼最高経営責任者(CEO)であるバフェット 氏は長年調査してきた銘柄への集中投資を好み、ウェルズ・ファーゴや コカ・コーラなど4銘柄を「ビッグフォー」と呼んでいる。同氏は昨年 のインタビューで、米住宅金融最大手のウェルズ・ファーゴはライバル 行よりも上手に金融危機を乗り切ったと述べ、住宅市場の回復に伴い利 益を得るはずだと指摘した。

バフェット氏とバークシャーに関する著作があり、同社の株主でも あるジェフ・マシューズ氏は「彼は自分が注目する銘柄に投資する」と 発言。「米住宅市場が今後、経済成長の力強いけん引役になると意識し ているのは明らかだ。そう考えると、最も恩恵を受けそうな会社がウェ ルズ・ファーゴだ」と分析した。

バークシャーの届け出によると、同社が保有するウェルズ・ファー ゴの株式は今年6月30日までの5年間で4億6310万株に約60%増えた。 アメックスとコカ・コーラは1990年代以降は買い増していない。IBM 株は2011年から保有を増やした。

年初来の株価騰落率はウェルズ・ファーゴのプラス26%に対し、コ カ・コーラがプラス7.8%、IBMがマイナス約3%、アメックスはプ ラス30%となり、ウェルズ・ファーゴとコカ・コーラの時価総額の差が 広がった。

原題:Berkshire Adding Wells Fargo Sets Bank Apart in Big Four (1)(抜粋)

--取材協力:Dakin Campbell、Rebecca Penty. Editors: Dan Kraut, Dan Reichl

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