米企業の社債保証コストが上昇、1カ月ぶり高水準-CDS

15日のクレジット・デフォルト・ス ワップ(CDS)市場では、米企業の社債保証コストが上昇。1カ月ぶ りの高水準となった。米失業保険申請件数が減少したことから、米連邦 準備制度理事会(FRB)が来月から資産購入を縮小し始めるとの懸念 が強まった。

ブルームバーグが集計したデータによると、北米企業の信用リスク の指標であるマークイットCDX北米投資適格指数のスプレッドは、ニ ューヨーク時間午後5時1分(日本時間16日午前6時1分)現在、4.5 ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の80bp。終値ベース としては7月10日以来の高水準。

米景気の回復が力強さを増しつつあると示されることで、FRBに 月850億ドルの債券購入の規模縮小開始を促す可能性がある。15日発表 された10日終了週の新規失業保険申請件数は前週から1万5000件減少し て32万件と、2007年10月以来の低水準となった。

INGインベストメント・マネジメントのマネーマネジャー、ドリ アン・ギャレー氏は電話インタビューで、「投資家は年終盤の緩和縮小 開始を予想し、恐らくそれは9月だろうと見込んでいる」と述べた上 で、失業保険申請件数の改善とともに、「それが金利上昇環境に敏感な 確定利付き商品に対する投資意欲に間違いなく影響している」と語っ た。

原題:U.S. Corporate Credit Swaps Increase to Highest Level in a Month(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE