ブラジル株:総じて下落、燃料価格上昇の観測で利上げ懸念

15日のブラジル株式相場は総じて下 落。政府が燃料価格を引き上げるとの観測から、成長鈍化にかかわらず 同国中銀の利上げペースが加速するとの懸念が強まった。

資産家のエイキ・バチスタ氏率いる石油会社OGXペトロリオ・ エ・ガス・パルチシパソンエスは7.4%安。決算発表に合わせ現金保有 が4-6月(第2四半期)に72%減ったと明らかにした。金利動向を予 測する目安であるスワップレート上昇で小売株も売られ、オンライン販 売のB2Wコンパニア・ディジタルは7.3%安。

一方でブラジル石油公社は5.2%高と、4月29日以来で最大の上昇 率を示した。同社収益改善のために、政府が燃料値上げを認める可能性 がある、と同国紙バロール・エコノミコが報じた。ロバン・エネルギー 相は記者団に対し、同報道を否定した。

指標のボベスパ指数は、ほぼ変わらずの50908.34で取引を終了。指 数を構成する71銘柄のうち51銘柄が下げた。レアルはサンパウロ時間午 後5時28分(日本時間16日午前5時28分)現在、0.5%安の1ドル =2.3365レアル。

オラマ・アセット・マネジメントのパートナーであるアルバロ・バ ンデイラ氏は電話取材で、「燃料価格が上昇すれば、すでに高水準であ るインフレがさらに加速する懸念がある」と指摘。「経済統計が引き続 き成長の弱さを示しているのに加え、さらなるインフレ圧力に対応して 中央銀行が追加利上げを行う可能性が出てきている」と述べた。

原題:Most Brazilian Stocks Fall on Inflation Concern, Growth Outlook(抜粋)

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