【きょうの為替】対ドル97円割れ寸前、米株・債券安で-米住宅着工

海外の円は対ドルで一時97円06銭。 米国で量的緩和の早期縮小観測を背景に株・債券が下落したのを受け た。きょうはユーロ圏消費者物価や米住宅着工件数の発表などがある。

<市場関係者の見方> ・ミラー・タバクのアンドルー・ウィルキンソン氏:米失業保険申請件 数の減少はこの先の雇用改善を示唆。労働市場の緩やかな改善シナリオ は再び債券市場に不安な影を落とすだろう。

・ドイツ銀行のアラン・ラスキン氏:米失業保険申請件数は9月の緩和 縮小と整合する。ドル・円には上昇余地がある。日本では消費税増税の 影響を緩和する財政措置が不在なため、金融政策の責任が重くなる。

・野村のチャールズ・サンタルノー氏:米失業保険統計の発表後はドル 買いの反応となったが、その後発表された他の指標は米経済の弱さを示 唆。製造業活動はまだ不調が続いている。

・上田ハーロー外貨保証金事業部の吉松武志氏:きょうは好調な欧米の 経済指標見通しを背景とした景気回復の兆しが続くかどうかに注目。た だ、本邦の法人税率引き下げに付いて否定された影響が懸念される。

<テクニカルポイント>(ブルームバーグのTJマルタアナリスト) ・ドル・円

R:100 (心理的節目)、100.87 (7月19日高値)

S:95.81 (8月8日安値)、93.79 (6月13日安値) ・ユーロ・ドル

R:1.3345(7月31日高値)、1.34(8月8日高値)

S:1.3190(8月2日安値)、1.30(心理的節目) ・ユーロ・円

R:131.98(8月2日高値)、132.74(7月24日高値)

S:128近辺、126.58(6月26日安値) ・豪ドル・米ドル

R:0.9207、0.9221(8月12日高値)

S:0.8848(8月5日安値)、0.8771(10年8月安値) ・ドル・韓国ウォン

R:1121.14(8月14日高値)、1127-1128近辺

S:1108-1110近辺、1091.65(5月9日高値) (Rは上値抵抗線、Sは下値支持線)(英語記事はここをクリック)

--取材協力:. Editors: 崎浜秀磨, 上野英治郎

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