エラリアン氏、エジプト流血停止と和解の模索は国内主導で

世界最大の債券ファンドを持つ米パ シフィック・インベストメント・マネジメント(PIMCO)のモハメ ド・エラリアン最高経営責任者(CEO)は、エジプトの政治的和解へ の希望も、2011年の民主化運動以来で最悪の今回の流血の事態の終息 も、国内の指導者が主導するべきだと述べた。

エラリアン氏はブルームバーグ・ラジオのインタビューで、「政治 の意識改革とそれに伴う変化の影の部分を目の当たりにしている」と述 べ、「エジプト国民が行動することが重要だ。外部の人間に何かできる 状況ではない」と指摘した。

エジプト政府はムルシ前大統領の支持者が続けていた抗議行動を武 力で排除、500人以上が死亡した。

エラリアン氏は「国という船にはいかりが必要だ。エジプトが問題 を抱えているのは、変革の大波の中で国をつなぎとめるいかりのような 機能がないためだ」と述べ、「短期的にエジプトの将来は非常に見通し が悪い」と続けた。

同氏は2012年、米グローバル開発評議会の議長に指名された。グロ ーバル開発評議会は経済開発の促進や世界各国の健全な統治の推進を目 指す方策について、大統領に助言する役割を担う。

エラリアン氏は「エジプト国民はこの非常に悲劇的で危険、かつ悲 しい状況を乗り越える道を見つけ出さなくてはならない」と述べた。

原題:Egyptians Must ’Step Up’ to Halt Violence, Pimco’s El-Erian Says(抜粋)

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