米国債利回り上昇、景気に目先影響ない-セントルイス連銀総裁

米セントルイス連銀のブラード総裁 は15日、米国債利回りが2年ぶり高水準に上昇しているものの、目先の 米経済成長に悪影響はなさそうだとの見方を示した。

ブラード総裁はケンタッキー州ルイビルで講演後に記者団に対し、 「懸念材料ではあるが、現在の利回り水準は歴史的にみてまだかなり低 いと思う」と発言。「また、利回り上昇に伴ういかなる影響もしのぐほ ど住宅市場の勢いは強いと思う。少なくとも現時点ではそうだ」と付け 加えた。

米国債市場ではこの日、10年物と30年物の利回りがそれぞれ2011年 8月以来の高水準に達した。同日発表の経済指標では、先週の米失業保 険申請件数が約6年ぶり低水準となった。

ブラード総裁は当局が債券購入策を終わらせる上で失業率の7%へ の低下に言及していることについては、「緩い目標」だとみていると言 明。同水準を正式な基準とする採決を米連邦公開市場委員会 (FOMC)は実施していないと指摘、失業率7%を「絶対的な目標」 として採用するのにFOMCが前向きかどうかは分からないとも述べ た。

総裁はこの日、来月のFOMCで債券購入の縮小を自身が支持する かどうかは未定だと繰り返した。

原題:Bullard Says Higher Yields Unlikely to Hurt Short-Term Growth(抜粋)

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