アジア・太平洋株式サマリー:ハンセン指数、上海指数が下落

アジア・オセアニア各株式市場の 動きは以下の通り。

【香港株式市況】

香港株式市場で、ハンセン指数は小幅下落。米金融当局が緩和策を 縮小するとエコノミストが予想したほか、中国の不動産銘柄の値下がり が響いた。香港株式市場は前日に台風で休場となったため、取引が再開 されたこの日は大商いとなった。

売り上げの大半を米国で稼ぐソファメーカーの敏華(1999 HK) は2.4%安。融創中国(1918 HK)を中心に不動産株も下げた。

一方、小売業に衣料品や玩具を納入するリー・アンド・フォン(利 豊、494 HK)は12%高。7-12月(下期)の見通しを引き上げたことが 好感された。BMWと提携相手の華晨中国汽車(ブリリアンス・チャイ ナ・オートモーティブ・ホールディングス、1114 HK)は6.9%高。決算 で利益が市場予想を上回ったことが材料視された。

ハンセン指数は前営業日比1.88ポイント安の22539.25で終了。一時 は0.7%上昇する場面もあった。ハンセン中国企業株(H株)指数は 同0.2%高の10206.74で引けた。

バリュー・インベストメント・プリンシパルズのサンディ・メータ 最高経営責任者(CEO)は、「下期に相場が上昇するかどうかは言い づらい」と指摘。「米経済指標の改善と刺激策をめぐる懸念の間で綱引 きの状態にある。最近の中国指標も改善しており、バリュエーション (株価評価)も魅力的だが、緩和縮小の可能性があることは逆風とな る」と述べた。

【中国株式市況】

中国株式相場は下落。上海総合指数が2週間ぶりの大幅安となっ た。当局による汚職調査が開始されることで医薬品株が売られたほか、 自動車株も値下がりした。

江蘇恒瑞医薬(600276 CH)と北京双鷺薬業(002038 CH)が安い。 当局は医薬品販売や医療サービスでの不正競争や贈収賄を取り締まる方 針だと国営新華社通信が報じた。自動車メーカーの上海汽車集団 (SAICモーター、600104 CH)は2.9%安。一方、中国2位の酒造メ ーカー、宜賓五糧液(000858 CH)は、1-6月(上期)決算発表を受 け2.4%上昇した。

上海証券取引所の人民元建てA株と外貨建てB株の双方に連動して いる上海総合指数は、前日比18.26ポイント(0.9%)安の2081.88で終 了。上海、深圳両証取のA株に連動するCSI300指数は同1.2%安 の2321.58。

正徳人寿保険の呉侃ファンドマネジャー(上海在勤)は、「医療分 野での不法行為が投資家の信頼を損なっており、投資家は医薬品価格が 下落すると予想している」と指摘。「景気回復が持続するかどうかにつ いて、投資家は依然として慎重なままだ」と述べた。

【インド株式市況】

15日のインド株式市場は、独立記念日の祝日のため休場。取引は16 日に再開される。

【オーストラリア株式市況】

S&P/ASX200指数は前日比5.05ポイント(0.1%)安 の5152.37。

【韓国株式市況】

15日の韓国株式市場は光復節の祝日のため休場。取引は16日に再開 される。

【台湾株式市況】

加権指数は前日比64.07ポイント(0.8%)安の7887.26。

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