海外勢の日本株売り越し、3週連続で大幅安一因に-個人買い

8月第1週(5-9日)の日本株市 場で、海外投資家は3週連続で売り越したことが東京証券取引所の公表 データで分かった。一方、個人投資家は2週ぶりに買い越しだった。

東証が15日に発表した投資部門別売買動向によると、東京、名古屋 2市場の1・2部等合計で、海外投資家は差し引き1010億円を売り越し た。売越額は前の週の205億円の5倍近くに膨らみ、5月最終週(1270 億円)以来の高水準となった。海外勢の売りが主導し、第1週の日経平 均株価は前週末に比べ5.9%安の1万3615円19銭で終了。週間下落率は 6月1週以来、2カ月ぶりの大きさとなった。

野村証券エクイティ・ストラテジー・チームの柚木純ストラテジス トは、海外勢の動きについて「解約申し込み受付期限を45日前に設定す る9月末決算の海外ヘッジファンドなどが、解約対応の換金売りを膨ら ませた影響が大きい」と見ている。

一方、個人投資家は1971億円の買い越し。前の週は1169億円の売り 越しだった。このほかの投資部門は、買い越しが事業法人(610億 円)、その他法人等(17億円)、投資信託(408億円)、年金基金など の動向を反映する信託銀行(185億円)、その他金融(46億円)、都 銀・地銀等(20億円)。信託銀が2週連続で買い越したのは昨年10月以 来だった。売り越しは、証券自己(2126億円)。生保・損保(44億 円)。

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