リオ出資のモンゴル鉱山で1700人レイオフ-資金調達めぐり対立

英・オーストラリア系リオ・ティン トがモンゴルで手掛けるオユ・トルゴイ銅・金鉱山プロジェクトに携わ る労働者のうち最大1700人がレイオフされた。同鉱山では出荷が先月始 まったばかり。66億ドル(約6440億円)規模の同プロジェクトは、地下 鉱床の開発費用の調達などをめぐる対立に揺れている。

リオ・ティントが運営する開発会社オユ・トルゴイLLCは電子メ ールで配布した資料で、契約労働者と従業員の両方がレイオフ対象だと 説明。「オユ・トルゴイで働く全ての関係者にとって困難な時期だが、 特に地下鉱床の作業員にとって厳しい時だ」とコメントした。

オユ・トルゴイに出資するモンゴル政府とリオ・ティントは数カ月 にわたり、収入の配分などをめぐって対立している。結論が出ないこと でモンゴル経済は打撃を受けており、今年の外国からの直接投資は43% 減少している。リオ・ティントは先月、資金調達についてモンゴル議会 の承認が得られていないことを挙げ、総額51億ドル規模の地下鉱床の拡 大事業を延期すると発表した。

インディペンデント・モンゴリアン・メタルズ・アンド・マイニン グ・リサーチの創業者デール・チョイ氏は14日、「レイオフされた人々 は不満に思うだろう。苦境を政府やメディアに訴えるかもしれない。そ うなれば緊張が高まる」と指摘した。

世界2位の鉱山会社であるリオ・ティントは傘下のターコイズ・ヒ ル・リソーシズを通じてオユ・トルゴイに66%出資。残りはモンゴル政 府が所有する。リオ・ティントが14日に電子メールで送付した資料によ れば、同プロジェクトでは6月末時点で1万3500人が雇用されていた。

原題:Rio’s Mongolia Mine Cuts 1,700 Workers Amid Dispute Over Funding(抜粋)

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