JPモルガン首位キープ-クレディSは証券業界調査でトップに

投資家はアライアンスバーンスタイ ン・ホールディング株を負け組と見なしていた。2010年初めから12年8 月23日までに同社株価のリターンはマイナス43%。この間、S&P500 種株価指数はプラス33%となった。しかしその日、クレディ・スイス・ グループのアナリスト、クレイグ・シーゲンターラー氏はアライアンス 株の投資判断を「買い」に引き上げた。

シーゲンターラー氏は「多くの投資家がアライアンス株を見捨てて いた」とし、「低いバリュエーション(株価評価)に甘んじながら、同 社はまさに転換期を経験していた」と述べた。

同氏が投資判断を引き上げた後、アライアンス株はS&P500種を 3倍近くアウトパフォームし、今月14日までの1年間のリターンはプラ ス73%となった。同氏はアライアンス株を顧客に勧める際、アライアン スが費用削減に努め、債券セールスが改善していることを説明した。ブ ルームバーグ・マーケッツ誌9月号が報じている。

シーゲンターラー氏とクレディ・スイスの同僚ハワード・チェン氏 は、コンサルティング会社グリニッチ・アソシエーツとブルームバー グ・マーケッツによる株式アナリスト番付で、証券・資産運用業界を担 当する米アナリスト部門で12年の首位に選ばれた。

シーゲンターラー氏は現在、プライベートエクイティ(PB、未公 開株)投資会社のフォートレス・インベストメント・グループやジオン ズ・バンコープの投資判断を「買い」にしている。

グリニッチはランキングをまとめる上で銀行や投資会社、ミューチ ュアルファンド、ヘッジファンド、年金基金、保険会社など190社のバ イサイドのアナリスト計945人に、自身が最も重要な情報ソースとみて いる調査チームの名前を挙げるよう求めた。調査は昨年12月から今年3 月に行われた。

それによると、高評価を得たアナリストを最も多く抱えているとし て米国株調査で首位となったのはJPモルガン・チェースの調査部門で 4年連続。同部門は同社の米州株式調査責任者を務めるノエル・グレイ ンジャー氏が率いている。2位はバンク・オブ・アメリカ(BOA)の BOAメリルリンチ・グローバル・リサーチ部門で、3位はモルガン・ スタンレーだった。

原題:JPMorgan Top Stock Picker as Equities Stop Marching in Lockstep(抜粋)

--取材協力:Laurie Meisler. Editors: Michael Serrill, Rick Levinson

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