月例報告:「デフレ状況ではなくなりつつある」-基調判断は維持

甘利明経済再生担当相は15日午前、 8月の月例経済報告を関係閣僚会議に提出した。基調判断は前月から据 え置いたものの、「デフレ状況ではなくなりつつある」と表明。消費者 物価の判断を前向きに変更し、前月の「横ばい」から「エネルギーを中 心に上昇しており、それを除いた基調としては横ばい」とした。

このほか個別項目では、雇用情勢の判断を「改善している」に上方 修正した。前月は「厳しさが残るものの、改善している」だった。

甘利再生相は午後行った記者会見で、「物価上昇基調の持続が見込 まれるという意味のデフレ脱却は道半ば」だと表明。また、デフレの開 始や脱却時期は、時間を置いて後から判断することだと指摘した。成長 戦略などとの関連で焦点の1つとなっている法人税の減税に関しては、 設備投資や研究・開発に対する減税の優先度合いが高いと述べた。

--取材協力:Keiko Ujikane. Editors: 小坂紀彦, 淡路毅

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