NY原油:ほぼ変わらず、在庫減少も緩和縮小観測が圧迫

ニューヨーク原油先物相場はほぼ変 わらず。米原油在庫が予想以上に減少したものの、金融緩和縮小をめぐ る憶測がこれを打ち消した。

米エネルギー情報局(EIA)が発表した統計によると、先週の原 油在庫は281万バレル減少した。ブルームバーグがまとめたアナリスト 調査では、150万バレルの減少が見込まれていた。エコノミストの65% は9月の米連邦公開市場委員会(FOMC)で月間850億ドル(約8 兆3500億円)の債券購入策の縮小が決定されると予想している。

プレステージ・エコノミクス(テキサス州オースティン)のジェイ ソン・シェンカー社長は「EIAの統計は原油価格にはプラスだった。 在庫減少は予想より大きかった」と指摘。「FOMCを前に原油価格は 圧迫されている。緩和縮小に対する懸念は市場で増幅されているかもし れない」と述べた。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物9月限は前日比 2セント(0.02%)高の1バレル=106.85ドルで終了した。

原題:Crude Little Changed on Drop in Stockpiles Amid Fed Speculation(抜粋)

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