セントルイス連銀総裁:経済予測のみに基づく政策変更に警鐘

米セントルイス連銀のブラード総裁 は、政策当局者が経済予測だけに基づいて政策を変更することには慎重 になるべきだと指摘した。当局の経済予測は過度に楽観的になることが 過去に示されていると説明した。

総裁は14日、ケンタッキー州で講演。事前に用意されたスライドに よれば、連邦公開市場委員会(FOMC)の予測は「ここ数年、過度に 楽観的になる傾向が出ている」と述べ、「この経験を踏まえると、予測 のみに基づいて政策行動を取ることには当然慎重になるべきだと考え る」と続けた。総裁は今年のFOMCで投票権を持つ。

雇用情勢が改善され、インフレ率が2%の目標を下回る水準にとど まる中で、米金融当局者は量的緩和策第3弾(QE3)の縮小をいつ始 めるか議論している。ブルームバーグが実施したエコノミスト調査で は、債券購入縮小の開始時期について65%が9月を予想した。

ブラード総裁は今月2日のボストンでの講演でも、「緩和策縮小に 関する議論がどう決着するかは、2013年下期の追加的なマクロ経済統計 にかかっている」と発言していた。

原題:Fed’s Bullard Calls for ‘Caution’ With Too-Optimistic Forecasts(抜粋)

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