米自動車業界:CEOをめぐり激しい争い-渦巻く野心と意欲

仏ルノーのカルロス・ゴーン最高経 営責任者(CEO、59)の側近であるカルロス・タバレス最高執行責任 者(COO)は、自身がゴーンCEOの後を引き継ぐ公算が小さいこと を認めている。その代わりに、米自動車メーカーのゼネラル・モーター ズ(GM)かフォード・モーターのトップの座を望んでいるという。

14日に55歳の誕生日を迎えたタバレスCOOは「ルノーには偉大な リーダーがおり、その座にとどまるだろう」と指摘。「自動車業界に情 熱を注いでいる者なら誰でも、トップの座に就く意欲と野心を持ってい ることに気付く時が来る」と述べた。

GMのダン・アカーソンCEO(64)とフォードのアラン・ムラリ ーCEO(68)は近く退任する可能性があり、後任の座を狙っているの はタバレスCOOだけではない。

人材あっせん会社ボイデン・グローバル・エグゼクティブ・サーチ のマネジングディレクター、リチャード・コルパスキー氏は自動車業界 の上層部について、「極めて聡明で強い野心を持つ人材」であふれてい ると指摘。「音楽が止まった時に、CEOの席は1つしかない。このレ ベルにいる大多数の人々はトップに立つ願望を持っている」と語った。

フォードは昨年10月、マーク・フィールズ氏(52)をCOOに昇格 させた。これにより、同氏がムラリーCEOの最有力の後任候補となっ た。同社はムラリーCEOが少なくとも2014年末まで続投することも明 らかにしている。

GMでは、北米部門のマーク・ロイズ社長(49)やグローバル製品 開発責任者のメアリー・バーラ氏(51)を含む少なくとも4人の幹部 が、CEO候補に挙げられている。

原題:Auto Executives Jostle to Lead GM-Ford Succession Races: Cars(抜粋)

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