ブラックベリー:昨年から身売り検討したが実現せず-関係者

カナダのスマートフォン(多機能携 帯電話)メーカー、ブラックベリーが12日に身売りなどを検討すると発 表する約1年前から同社アドバイザーを通じて買い手探しを続けてきた が、失敗に終わっていたことが事情に詳しい関係者2人の話で明らかに なった。両関係者は非公開の情報だとして、匿名を条件に語った。

両関係者によると、ブラックベリーの売上高と契約数が落ち込む 中、アドバイザーである米銀JPモルガン・チェースと加RBCキャピ タル・マーケッツはここ数カ月、買い手候補とひそかに接触。しかし、 プライベートエクイティ(PE、未公開株)投資会社をはじめとする相 手先は、会社全体の買収にほとんど関心を示さなかった。

業績や販売の展望が開けないことからブラックベリーは12日、合弁 事業や提携、身売りなどあらゆる選択肢を検討する特別委員会の設置発 表に追い込まれた。筆頭株主で約10%の株式を保有する投資会社フェア ファックス・ファイナンシャルを率いるプレム・ワトサ氏は取締役を辞 任し、会社救済に動ける立場となる。

関係者によると、ブラックベリーの取締役会とアドバイザーは、ワ トサ氏とフェアファックスが共同で、会社の非上場化に向けて買収提案 してくるかどうかを見極めようとしている。非上場化でブラックベリー は情報開示義務を免れ、リストラが可能になるが、関係者によれば、そ うした提案は現時点でなされていない。

ブラックベリー広報のアダム・エメリー氏のほか、フェアフォック スやJPモルガン、RBCの担当者は、いずれもコメントを避けた。

原題:BlackBerry Said to Have Sought Bids Since 2012 Without Luck (1)(抜粋)

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