ブラジル株:ボベスパ指数が5日続伸-鉄鋼のCSNなど高い

13日のブラジル株式市場では指標の ボベスパ指数が5営業日連続で上げ、4月以来で最長の上昇局面となっ た。世界経済が改善している兆候が示されたことで、鉄鋼メーカーのナ シオナル製鉄(コンパニア・シデルルジカ・ナシオナル、CSN)など の素材関連銘柄が買われた。

パルプメーカーのスザノ・パペル・エ・セルローゼは4-6月(第 2四半期)の損失額が市場予想を下回ったことを受けて2.7%高。ヴァ ーレは鉄鉱石相場の上昇から0.9%高。資産家のエイキ・バチスタ氏が 経営権を持つ港湾事業会社LLXロジスチカは17%高と急騰。事情に詳 しい関係者によると、アブダビの政府系ファンド(SWF)が同氏の一 部資産を買収する交渉を行っている。CSNは3.3%高。

一方、ロッシ・レジデンシアルなど住宅建設関連銘柄が下落。同国 通貨レアルの下落がインフレ高進につながるとの懸念からスワップレー トが上昇したことが響いた。ロッシは4.4%安。

ボベスパ指数は前日比0.6%高の50600.55で終了。同指数構成銘柄 のうち48銘柄が上昇し、下落は19銘柄。8月の独景況感指数の予想以上 の改善や7月の米小売売上高の増加を受け、商品24銘柄で構成するS& P・GSCI指数は0.4%高となった。通貨レアルはサンパウロ時間午 後5時27分(日本時間14日午前5時27分)現在、1.1%安の1ドル =2.3133レアル。

SLWコレトラ(サンパウロ)のチーフストラテジスト、ペドロ・ ガルジ氏は電話取材で、「ボベスパ指数が上昇を維持するには海外から の明るいニュースが必要だ。13日は欧米からポジティブな経済統計が幾 つか伝わった」と指摘した。ボペスパ指数はこの日、インフレ加速によ り政策当局者がさらなる利上げに動くとの観測から、一時0.5%安とな っていた。

原題:Ibovespa Rises for Fifth Day as Commodities Rally Bolsters CSN(抜粋)

--取材協力:Julia Leite. Editors: Brendan Walsh, David Papadopoulos

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