中国、過剰生産能力の抑制計画を1年前倒しへ-成長減速でも

中国政府は過剰生産能力の抑制を 予定より1年間前倒しする取り組みを推進し、成長安定化に向けて情報 関連製品への支出を促す方針だ。当局者が明らかにした。同国経済成長 は鈍化傾向にある。

国営ラジオの中央人民放送(CNR)が13日、苗圩工業情報相の話 を引用して伝えたところによると、政府は2015年までの5年間で過剰設 備を削減する計画を14年末までに完了し、旧式生産設備の一層の縮小を 目指す方針。

李克強首相は経済全般の刺激策を避けながら、小規模企業向けの税 制優遇措置や支援策など的を絞った政策を導入。その一方で、過剰設備 を抑制し、金融リスクを抑えて経済の再構築を後押ししている。国家統 計局が9日発表した7月の工業生産はエコノミスト予想を上回る伸び で、経済が落ち着きつつある兆しが強まった。

CNRによると、苗圩工業情報相は工業生産の伸びは「妥当なレン ジにとどまっている」ものの、経済成長は減速圧力に直面し、小規模企 業は年後半に一層の困難に見舞われる可能性があると発言。「経済成長 はさらに消費主導になるだろう」と述べた。

国務院は近く、情報関連の製品やサービスへの支出を促進する新た な計画を発表するとCNRは伝えた。苗圩工業情報相はこうした支出が 成長押し上げの「新たな突破口」になる可能性があると述べた。同相に よると、情報向け支出は年率20%増で拡大し、2015年には3兆2000億 元(約51兆4000億円)を上回る可能性がある。

原題:China Plans Faster Capacity Cuts Even as Growth Slows (1) (抜粋)

--Zhang Dingmin, 取材協力:Jeanna Smialek. Editors: Joshua Fellman, Brendan Murray

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