アックマン氏、JCペニー取締役を退く-7億ドルの評価損抱え

アクティビスト(モノ言う株主)の ウィリアム・アックマン氏が米百貨店JCペニーの取締役を退いた。同 社の会長と最高経営責任者(CEO)の退任を求めるアックマン氏の要 請を他の取締役は拒否していた。同氏はJCペニー株への投資で7億ド ル(約690億円)の評価損を抱えている。

JCペニーは13日、フェデレーテッド・デパートメント・ストアー ズ(現メーシーズ)で副会長を務めた経歴を持つロナルド・タイスー氏 を取締役に指名したと発表。この他にも「優れた人材を近く」起用する 計画だと明らかにした。

アックマン氏が取締役を退いたことにより、JCペニーのマイク・ ウルマンCEOは内部圧力を受けずに同社の立て直しを進めることが可 能になる。アックマン氏はトム・エンジバス会長の更迭と新たなCEO の速やかな指名を要請していた。JCペニーは、ウルマンCEOとエジ ンバス会長は取締役会の「圧倒的な支持」を得ていると説明した。

JCペニーの株価はニューヨーク時間13日の午前9時49分現在、前 日比1.8%安の12.93ドル。同株価は今年に入って前日までに33%下落、 S&P500種株価指数は同期間に18%上昇している。

アックマン氏は2011年2月にJCペニーの取締役に就任。同氏率い るヘッジファンドのパーシング・スクエア・キャピタル・マネジメント はそれまでにJCペニーの大株主となっていた。

原題:Ackman With $700 Million in Losses Leaves J.C. Penney’s Board(抜粋)

--取材協力:Lauren S. Murphy. Editors: Cecile Daurat, Kevin Orland

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