イタリアとドイツ10年債スプレッド2年ぶり低水準-回復兆候

13日午前の欧州債市場では、イタリ ア10年債のドイツ10年債に対する利回り上乗せ幅(スプレッド)が縮小 し、2011年7月以来の低水準となった。戦後最長のリセッション(景気 後退)に見舞われているイタリア経済の縮小ペースが和らぎつつある兆 候が手掛かり。

高利回り資産への需要の高まりを背景に、イタリア国債利回りは6 月6日以来の低水準となった。先週発表された4-6月(第2四半期) の国内総生産(GDP)は0.2%減となり、縮小ペース鈍化が示され た。14日発表の統計では、ユーロ圏経済が11年以来のプラス成長に回復 したと、アナリストらは見込んでいる。

ローマ時間午前8時46分(日本時間午後3時46分)現在、イタリ ア10年債利回りは4.16%と、前日からほぼ変わらず。同年限のドイツ国 債利回りは4ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇 し1.74%。これに伴い両国債のスプレッドは2bp縮小し243bp と、11年7月22日以来の低水準となった。11年11月9日には575bp で、ユーロ導入以後で最大の幅を記録した。

原題:Italian-German Spread Narrows to Two-Year Low Amid Growth Signs(抜粋)

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