香港:工場や倉庫の空き物件改造活発化-オフィス不足で需要増

香港の投資家はオフィススペース不 足を補うため、閉鎖された工場や倉庫を改造している。

不動産会社の中原地産がまとめたデータによると、パムフリート・ グループやガウ・キャピタル・パートナーズ(基匯資本)などの不動産 投資会社は6月30日までの1年間に、香港市内の工業物件の購入に540 億香港ドル(約6800億円)強を投じた。

香港ではオフィス賃料の急上昇に伴い、空き物件を購入・改築して 銀行や保険会社といった商業テナントに賃貸する魅力が高まり、2009年 以降再開発が加速している。

不動産仲介会社コリアーズ・インターナショナルのアジア調査部門 責任者、サイモン・ロ氏(香港在勤)は「スタートは低調だったが、過 去数年で勢いが増してきた」と指摘。「再開発のポテンシャルを理由 に、購入者は利益が何倍にも膨らむとの期待を胸に抱いている」と述べ た。

ここ10年でアジアの金融ハブとしての地位を確立したことで、香港 のオフィス需要は大幅に高まっている。公式統計によると、6月の最高 級オフィスの平均賃料は09年半ばから54%上昇。12年末の平均空室率 は6.1%と、09年の11.5%から大きく下がった。

原題:Hong Kong Office Shortage Spurs Factory Makeovers: Real Estate(抜粋)

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