ユーロ圏、4-6月にプラス成長復帰へ-世界経済の支え役に

ユーロ圏は世界経済の足かせから支 えに変化しつつある。

今週発表の指標では、ユーロ圏が4-6月(第2四半期)にプラス 成長に復帰したことが示される見通し。これまでは域内の危機を受け、 6四半期連続でマイナス成長となっていた。バークレイズやJPモルガ ン・チェースなどのエコノミストは、ユーロ圏は成長安定の結果、国際 的な需要や金融市場の原動力にはならないとしても、支え役として復帰 するとみている。

JPモルガン・チェースのシニアグローバルエコノミスト、ジョゼ フ・ラプトン氏は、「欧州での好景気は予想していないものの、勢いが 変化しつつあり、そのことが市場や世界経済に感じられる」と指摘。 「人々の認識に変化が起きている。以前は危機の出口が見えなかった が、今は成長を予想している」と述べた。

ラプトン氏の推計によると、ユーロ圏は世界の国内総生産 (GDP)の5分の1を占める。ユーロ圏経済が今年1ポイント改善す れば、他地域のGDP伸び率が0.7ポイント押し上げられる見通し。

ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミスト41人の予想中央 値によれば、欧州連合(EU)統計局(ユーロスタット)が14日発表す る4-6月の域内総生産(GDP)速報値は前期比0.2%増加が見込ま れている。最後にプラス成長を記録したのは2011年7-9月(第3四半 期)。

原題:Europe Growing Again Means Euro Bloc Stimulating Global Economy(抜粋)

--取材協力:Heather Harris、Emma Charlton、Isaac Aquino、Julie Cruz、Jeff Black. Editors: Melinda Grenier, John Fraher

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