ゴールドマンの元幹部3人、アジアでヘッジファンドを計画

米ゴールドマン・サックス・グルー プの日本事業の元マネジングディレクター3人が、来年初めにアジアの マルチストラテジー・ヘッジファンド事業に乗り出す計画だ。事情に詳 しい関係者2人が明らかにした。

情報が非公開として匿名を条件に語った両関係者によると、後藤田 公仁、笠間貴之の両氏はシンガポールでゴルビス・インベストメントを 法人組織として設立した。同ファンドはすべての資産クラスに投資する 方針で、当初は日本を中心にするという。

両関係者によれば、ゴルビスでは3人目のゴールドマンの元マネジ ングディレクターを含め、約11人の設立当初の社員のうち9人がゴール ドマン出身者。

関係者の1人によると、従来の日本重視のヘッジファンドは株式に 投資することが多いのに対して、ゴールドマン出身者が社員の多数を占 めるゴルビスのように、複数の資産に投資可能な会社は少数派だとい う。

もう1人の関係者によると、後藤田氏はゴールドマンではアジアの 転換社債トレーディング責任者を最後に務めた後、7月に退社。日本の クレジット・トレーディング共同責任者を務めた笠間氏は、6月に退社 した。両氏は2009年にマネジングディレクターに昇格した272人の中の 一角。当時の社内メモで明らかになった。

ゴルビスの事業開発責任者、ライアン・コリンズ氏は電子メールで 計画についてコメントを控えた。ゴールドマンの松本弘子広報担当は後 藤田、笠間両氏が退社したことを認めたが、それ以上はコメントできな いと述べた。

後藤田氏はシンガポールで10月にゴールドマンが開催するアジアの ヘッジファンドのシンポジウムで、投資家向けに計画を発表する。ブル ームバーグが見た招待状で明らかになった。

原題:Former Goldman Sachs Managing Directors Plan Asia Hedge Fund(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE