中国減速でも対中投資の魅力不変-世界最大の政府系ファンド

中国経済が減速した後も、対中投資 の魅力は失われていない-。世界最大の政府系ファンド(SWF)、ノ ルウェーの政府年金基金グローバルのイングべ・スリングスタッド最高 経営責任者(CEO)がこうした見方を示した。

同CEOは9日のオスロでのインタビューで、「向こう数年の中国 景気をめぐる認識に変化が起きたことは承知しているが、当局が見込む 成長は依然としてかなり高水準だ。中国の長期見通しは相当良いだろう と引き続き確信している」と述べた。

7600億ドル(約74兆円)規模のグローバルは先週、4-6月(第2 四半期)の新興市場株式投資のリターン(投資収益率)がマイナ ス5.9%になったと公表。その一因は中国の成長鈍化見通しだったとし ている。世界全体の国内総生産(GDP)に占めるアジアと南米の新興 国の割合が高まっていることから、グローバルは資産配分の軸足を欧州 から移しつつある。

シンガポールのテマセク・ホールディングスも先月、中国金融市場 での資金不足について懸念していないとの認識を示した。資金不足は短 期金利の急上昇を招き、株価を4年ぶり安値まで押し下げた。

原題:Norway Wealth Fund CEO Betting on ‘Quite High’ China Growth (1)(抜粋)

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