アップル、和解交渉で優位に-サムスンとの紛争で有利な判断

米アップルが韓国のサムスン電子と の間の特許侵害をめぐる係争で自社に有利な決定を米国際貿易委員会 (ITC)から勝ち取ったことで、アップルはサムスン電子が自社製品 を模倣しているとの主張を一段と強め、訴訟合戦での今後の和解におい て有利な立場を得た可能性がある。

法律事務所ミッチェル・シルバーバーグ・アンド・クナップ(ロサ ンゼルス)のスーザン・コーン・ロス弁護士は「アップルは現在行われ ている和解交渉で若干優位に立った」と述べた。

ブルームバーグの集計によれば、スマートフォン市場の規模は昨 年34%拡大して2939億ドル(約28兆3500億円)となった。一方で調査会 社IDCの推計によると、スマホの平均価格は2012年初めの450ドルか ら375ドルに下落した。

クワッド・インベストメント・マネジメントのアナリスト、マルチ ェロ・アーン氏(ソウル在勤)は「投資家は法的な問題に背を向けつつ ある。当事者の企業の事業にこれ以上影響を与えることはほとんどない からだ」と指摘。「投資家が真に見極めたいのは、サムスン電子とアッ プルが向こう2年前後にキャッシュを生み出せるかどうかだ」と述べ た。

原題:Samsung Losses to Apple Give IPhone Maker Negotiation Edge (1)(抜粋)

--取材協力:Susan Decker、Ian King、Douglas MacMillan. Editors: Michael Tighe, Robert Fenner

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE