今週の米経済指標:7月の小売売上高は4カ月連続の増加か

今週発表の米経済指標では、7月の 小売売上高が4カ月連続で伸び、米経済が増税と予算削減の影響から抜 け出しつつあることが示される見込みだ。

ブルームバーグがエコノミスト64人を対象に実施した調査の中央値 では、米商務省が13日発表する7月の小売売上高は前月比で0.3%増が 見込まれている。6月は同0.4%増だった。その他の指標では、生産の 指数や住宅着工件数が7月に伸びたもよう。

ソシエテ・ジェネラルの米国担当シニアエコノミスト、ブライア ン・ジョーンズ氏(ニューヨーク在勤)は「今年7-12月(下期)に成 長は加速するだろう」と指摘。労働市場の改善が続いているのに伴い、 支出意欲は強まると予想した。

米連邦準備制度理事会(FRB)が15日発表する7月の鉱工業生産 指数は前月比0.3%上昇(中央値)の予想。6月も同0.3%上昇だった。

2地区連銀が今週発表する製造業景況指数は、それぞれの管轄区で 製造業活動が8月も拡大したことを示す見通し。

米消費者の信頼感は改善しているようだ。16日に発表される8月の トムソン・ロイター/ミシガン大学消費者マインド指数(速報値) は85.3と、6年ぶりの高水準に上昇する見込み。7月(確定値)は85.1 だった。

住宅建設業者は過去最低水準の住宅ローン金利の恩恵を受けている ようだ。商務省が16日発表する7月の住宅着工件数は年率換算90万5000 戸と、6月の83万6000戸から増加が予想されている。6月は約1年ぶり の低水準だった。住宅着工の先行指標となる許可件数も年率換算94 万8000戸と、6月の91万8000戸(改定値)を上回るもよう。

米労働省が15日発表する7月の消費者物価指数(CPI)は前月 比0.2%上昇(中央値)の見通し。6月は同0.5%上昇だった。変動の大 きい食品とエネルギーを除いたコア指数は3カ月連続で前月比0.2%上 昇が見込まれている。

(米経済指標に関する最新情報は、こちらをご覧ください)

原題:Retail Sales Probably Climbed in July: U.S. Economy Preview(抜粋)

--取材協力:Shobhana Chandra、Ainhoa Goyeneche. Editors: Vince Golle, Carlos Torres

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