中国:7月のファイナンス規模、1年9カ月ぶり低水準

中国経済全体のファイナンス規模が 7月、1年9カ月ぶりの低水準に落ち込んだ。李克強首相は国内金融シ ステムのリスクを高める記録的な融資拡大の抑制を目指している。

中国人民銀行(中央銀行)が9日発表した7月の経済全体のファイ ナンス規模は8088億元(約12兆7700億円)。ブルームバーグ・ニュース のアナリスト調査中央値では9250億元と見込まれていた。昨年7月は1 兆500億元だった。

7月の新規人民元融資は6999億元。市場予想の中央値は6400億元、 前年同月は5400億元だった。経済全体のファイナンス規模に占める割合 は約87%と、6月の83%から上昇した。

マネーサプライ(通貨供給量)統計では、7月のM2が前年同月 比14.5%増と、伸びが加速した。エコノミスト予想の中央値は13.9% 増、6月は14%増だった。

ソシエテ・ジェネラルの中国担当エコノミスト、姚煒氏(香港在 勤)は「正式な銀行システム内のバランスシートを通じた資金調達活動 が戻りつつあることが示唆されている」と述べた。

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