FRB議長の後任発表後、株価は6%上昇か-パターン通りなら

バーナンキ米連邦準備制度理事会 (FRB)議長の後任の発表後に、金融市場はこれまでと同様の反応を 示す可能性がある。

ボルカー、グリーンスパン、バーナンキ各氏が次期議長に指名され た後、株式相場は1カ月間で約6%上昇したと、FRBエコノミスト出 身のロベルト・ペルリ氏は指摘。

現在コーナーストーン・マクロでパートナーを務めるペルリ氏は6 日のリポートで、「名前が挙がっている3人は全員、市場から受け入れ やすいと見なされている。3人は前任者(グリーンスパン、バーナンキ 両氏)の政策路線から外れる可能性は低い、もしくは(ボルカー氏のイ ンフレ封じ込めのような)望ましい成果を挙げることになるだろう」と 述べた。

ペルリ氏は次期議長が早急に政策を引き締める人物だと捉えられな い限り、株式投資家は経済や企業の収益見通し改善に着目する姿勢を続 けるとの見方を示した。

同氏は一方で、債券市場が次期FRB議長の影響をより受けやすい と語る。オバマ大統領がFRBのイエレン現副議長かコーン前副議長を 選べば、向こう2-3年は利上げがないとの見方から債券利回りは抑制 された状況が続くと予想。元ハーバード大学学長のサマーズ氏が起用さ れれば、より早期の引き締めへの懸念から債券利回りが上昇するだろう と指摘した。

ボルカー氏が指名された際は金融政策の引き締め見通しを基に、 米10年物国債利回りが上昇。グリーンスパン氏が起用された際には、穏 健な政策路線を維持する可能性が高いとの見方から同利回りは低下し た。

原題:Fed Chief Pick Points to Stocks Echoing Past: Cutting Research(抜粋)

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