豪中銀:13年の成長予想を下方修正-豪ドル下落が支援の公算

オーストラリア準備銀行(中央銀 行)は9日、同国の成長予想を下方修正した。同国経済は鉱業部門の投 資中心の成長から移行しており、そのプロセスは豪ドルの一段の下落が 支援材料となる可能性がある。豪中銀は豪ドル相場が依然として高水準 だとしている。

豪中銀は9日公表した金融政策四半期報告で、新たな成長予想につ いて、「成長のけん引役が鉱業投資から他の内需関連部門と輸出に移行 することを引き続き示している」と説明。「こうしたシフトがどのよう に進むかは依然かなり不透明だ」と指摘した。

同報告によれば、2013年の成長予想は2.25%と、5月時点の2.5% から引き下げられた。消費者物価指数(CPI)のコア指数は14年6月 までの1年間に2.25%上昇するものの、中銀が目標に掲げる2-3%の レンジ中央値に届かない見通し。

豪中銀は「交易条件が悪化し、鉱山投資が鈍化する中、豪ドル相場 はさらに下落する可能性がある」と予想。「そうなれば国内経済に必要 な成長のリバランスを後押ししよう」との見解を示した。

豪中銀の予想は政策金利であるオフィシャル・キャッシュレートの 誘導目標が2.5%にとどまることを前提としている。ただ、中銀はこう した前提が「市場予想を若干上回っている」と指摘。市場では現時点 で、年内に0.25ポイントの追加利下げの可能性が示されている。

原題:RBA Cuts Growth Outlook as Economy Moves From Mining Investment(抜粋)

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