中国:7月のCPIは前月と同じ2.7%上昇-PPIは低下続く

中国国家統計局の9日の発表によれ ば、同国の7月のインフレ率は抑制された状態が続き、生産者物価指数 (PPI)は1年5カ月連続で低下した。景気減速が進行した場合に李 克強首相が刺激策を拡充する余地が広がった。

消費者物価指数(CPI)は前年同月比2.7%上昇となり、ブルー ムバーグがエコノミスト47人を対象に実施した調査の中央値(2.8%上 昇)を下回った。政府は今年のCPI上昇率を3.5%以内に抑制するこ とを目指している。6月のCPIも2.7%上昇だった。

PPIは前年同月比2.3%低下。ブルームバーグがアナリスト40人 を対象にした調査の中央値は2.1%低下で、6月は2.7%低下だった。1 年5カ月連続の低下は、2002年以降で最も長い低下局面。

中国経済は今年23年ぶりの低成長になると見込まれており、この日 の物価統計も成長減速を映す内容。中国はバンク・オブ・アメリカ (BOA)が「小規模な刺激策」と呼んだ措置を先月発表した一方 で、19の業種の1400社余りに過剰生産能力の抑制を命じるなど改革を推 進している。

クレディ・アグリコルCIBのシニアエコノミスト、ダリウス・コ ワルツィク氏(香港在勤)は年間目標を下回る「安定的で比較的低いイ ンフレ率」を受けて「政府は物価圧力をあおるリスクについて過度に心 配することなく、経済成長の刺激を続けることができよう」と述べた。

統計局によると、7月の食品価格は前年同月比で5%上昇。6月 は4.9%上昇だった。

原題:China’s Inflation Stays Subdued as Producer Prices Decline (1)(抜粋)

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